愛知工業大学
工学部 機械学科
機械工学専攻 4年
J.Kさん
愛知県立瀬戸西高等学校出身
愛知工業大学
工学部 機械学科
機械工学専攻 4年
J.Kさん
愛知県立瀬戸西高等学校出身
現在受講している「創造デザインセミナー」という授業では、故障したオートバイを教材としたレストア(新車のように復元すること)に取り組んでいます。キャブレターという装置に古いガソリンが詰まっていたりするのですが、これをエンジン内部から取り出し、掃除することでまた新たに動き出すようになったりするのです。
「失敗しても壊れてもいいから、自分の手を汚して機械の構造を知ってほしい」。指導教員である谷本隆一先生はいつもそう言って指導してくれます。まさしく、実際に自動車やバイクを解体したり修理したりしながら構造を理解し、技術を修得できるのが醍醐味です。手が真っ黒になったりもしますが、学びを実感できる印になっています。
私は4年次で初めてこうした実機を使った授業を受けたのですが、これまで学んできた設計や製図の知識も活かされ、さらに学びが深まる実感があり新鮮です。座学の講義では、CO2排出による地球温暖化問題なども学びました。技術的なことだけでなく、こうした自動車を取り巻く環境やエンジニアとして持っておくべき意識などについても考えることができ、自分の将来就きたい職業を明確化する過程でもとても参考になりました。
卒業後は自動車の開発や設計を行っている企業に就職します。自分が設計した自動車が販売されて、多くの人に乗ってもらえたらいいなと、今はそんな将来を夢見ています。
谷本先生が指導教員を務める自動車研究室では、ゼンマイカーの製作にも取り組みました。ゼンマイカーというのは、ゼンマイを巻き、それが元に戻ろうとする力を利用して車体を推進させる簡易的な車です。谷本先生が提唱する「トライアングル理論」にならって、車輪は3つ。4輪よりも軽量になるため、速い動きが見込めるのです。現在は2台目も製作中で、今度は人が乗れる設計です。オープンキャンパスで披露するので、訪れた人に乗って楽しんでもらえたらなと思います。
1台目は地上波テレビの企画に向けて製作。スピードと到達距離を競争しました
バンテリンドーム ナゴヤ(旧名称:ナゴヤドーム)
約14個分の広大な八草キャンパス
1959年、工科系大学として誕生した愛知工業大学。人と地球にやさしいエンジニアを育てる「創造と人間性」を教育モットーに、ものづくり産業の第一線で活躍できる人材を育成し、国内外の産業界に輩出してきました。2009年には工学部に経営学部と情報科学部が加わり、「工科系総合大学」へと進化。2010年には名古屋市内の交通アクセスのいいエリアに「自由ヶ丘キャンパス」を開設しました。豊田市にある広大な八草キャンパスには、2016年に食堂棟「セントラルガーデン」、2017年には「バイオ環境化学実験棟」など、充実の設備が次々に完成。ロボット研究ミュージアムや吹き抜けの建築アトリエなど、学生の向学心を刺激する充実の学びの場を提供しています。
【八草キャンパス】 ■ 工学部:電気学科(電気工学専攻、電子情報工学専攻)/応用化学科(応用化学専攻、バイオ環境化学専攻)/機械学科(機械工学専攻、機械創造工学専攻)/土木工学科(土木工学専攻、防災土木工学専攻)/建築学科(建築学専攻、住居デザイン専攻) ■ 経営学部:経営学科(スポーツマネジメント専攻) ■ 情報科学部:情報科学科(コンピュータシステム専攻、メディア情報専攻) 【自由ヶ丘キャンパス】 ■ 経営学部:経営学科(経営情報システム専攻)
トヨタ自動車、パナソニック、本田技研工業、SUBARU、東芝、ヤフー、トヨタ車体、トヨタ紡織、豊田合成、アイシン精機、住友電装、スズキ、イビデン、東芝プラントシステム、バッファロー、NECソフト、楽天、清水建設、大和ハウス工業、積水ハウス、岐阜信用金庫、I NAX、リンナイ、西日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道、綜合警備保障、YKK AP ほか
〒470-0392 愛知県豊田市八草町八千草1247
入試広報課 TEL:0565-48-5011