大学周辺の飲食店を盛り上げる仕掛けを展開

　所属するゼミナールでは、大学がある名古屋市自由ヶ丘地区の地域活性化を目的に、街の飲食店を盛り上げるマーケティング活動に取り組んでいます。まずは、大学周辺にある飲食店を学生や地域住民に周知し、より頻繁に利用してもらえるような仕掛けを検討中。例えば、学内の食堂で飲食店の商品を販売したり、店舗同士のコラボで新商品を開発したりするなど、消費者の興味を惹き、購買意欲を促進することに重点を置いています。夏のオープンキャンパスでそうした戦略を実現するため、現在は店舗のリサーチや学生へのアンケートといった市場調査を進めています。

　経営学部では、学業以外の場面でも楽しみながら「経営」を学ぶことができます。そのひとつが料理サークル。キャンパスの屋上で育てた大根やオクラ、ほうれん草などを使って日々料理をしているのですが、2021年度には愛知県の食酢製造会社と共同でドレッシングを開発し、大学近くの八百屋で約100本を限定販売しました。学生たちで消費者のターゲットや販売方法について案を出しあった成果もあり、販売後すぐに完売。実践的にマーケティングや商品開発を学ぶことができました。地域や企業と連携したこれらの経験をもとに、社会に出てからも幅広く活躍したいです！